作品#4『ワレバー × NAN-DEMO』

「ワレバー × NAN-DEMO」
2019
AIKO SEKI

- A面 -

I think WHATEVER,
I use WHATEVER,
I feel WHATEVER.
This is neutral, natural, 
and original.
*
何でもテーマになる。
何でも素材になる。
何でも刺激になる。
それは、自由であり、自然であり、
自分自身である。

- B面 -

そこに言葉があるとき、
わたしたちは、無意識のうちに、
その文字を読みにいく。

その意味を捕えようとするとき、
自分をとりまく世界は、自分に読み解けるものである、
という、無意識の前提をつくっている。

実際のところ、
自分をとりまく世界というものは、
たった少しアプローチが変わるだけで、
まったく理解不能になる、という例がここにある。

一方で、
ほんの少し距離を置くだけで、見えるものがある。
ほんの少し時間を置くだけで、見えてくる時がくる。

この世界が、
一見で理解できない事柄に
満ちているとわかったとき、

わたしたちには、どんな選択肢も残されている。
わたしたちは、そこから、何でもできる。


ワレバー ユー ウォント。
NAN-DEMO SUKI NA YOH NI.


展示
  • インスタレーション『ワレバー × NAN-DEMO』
  • &n(アンドン)倉庫 3F
  • 2019.06.24より
どうぞご自由に、お手にとって、覗いてみてください。
塗料が剥がれることがありますが、何でもアリ、ということで。

Please look at something with this glasses. 
Whatever could happen. Don't mind so much.